メールを送信する対象を設定するため、オブジェクトや項目を使って絞り込みます。
条件設定は10個まで選択可能です。
[テストメール]機能用の抽出条件もここで作成します。
[抽出条件設定 Ver2]タブを開きます。
画面右上の[新規]ボタンから作成
- 配信対象となるオブジェクトを選択します。
(オブジェクト表示数は約900と制限があります。制限を超えたオブジェクトは非表示となります。オブジェクトが表示されない場合は、オブジェクト名を変更し表示順位を上げるか、オブジェクト表示に関するオプションサービスのご利用を検討ください。) -
オブジェクト内にある配信対象のメールアドレス項目を選択します。
-
所有者が自分だけのアドレスか、全体のアドレスかを選択します。
-
オブジェクトの項目を元に、絞り込みを行います。条件を追加ボタンをクリックすることで
10個までの条件を設定できます。
-
作成した条件のand、orを設定する場合、チェックボックスにチェックをつけ、条件ロジックを記載します。
データ型 | 次の文字列と一致する | 次の文字列と一致しない | 次の文字列で始まる | 次の文字列を含む | 次の文字列を含まない | < | > | <= | >= | 次の値を含む | 次の値を含まない |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
自動採番 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
URL | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
テキスト、テキストエリア | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
メール | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
電話 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
パーセント | ○ | ○ | × | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
数値 | ○ | ○ | × | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
通貨 | ○ | ○ | × | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
日付 | ○ | ○ | × | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
日付/時間 | ○ | ○ | × | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
選択リスト | ○ | ○ | × | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
選択リスト(複数) | ○ | ○ | × | × | × | × | × | × | × | ○ | ○ |
チェックボックス | ○ | ○ | × | × | × | × | × | × | × | × | × |
ID | ○ | ○ | × | × | × | × | × | × | × | × | × |
参照関係・主従関係 | ○ | ○ | × | × | × | × | × | × | × | × | × |
数式・積み上げ集計 | 戻り値のデータ型によって変わります(戻り値のデータ型を参照してください) | ||||||||||
テキスト(暗号化)・テキストエリア(リッチ)・ロングテキストエリア・anyType・combobox・base64・time |
抽出条件では使用出来ません |
データ型 | 有効値 | 例 |
---|---|---|
チェックボックス | “1”“0”“true”“false” | “1”“true”(チェックされている) |
選択リスト | “Name1”“Name1,Name2” | “東京都”“東京都,大阪府”(東京都 または 大阪府) |
選択リスト(複数選択) | “Name1;Name2” | “携帯会員;PC会員”(携帯会員 かつ PC会員) |
日付 | “YYYY/MM/DD”“※特別値” | “2011/09/01”“今日”“TODAY” |
日付/時間 | “YYYY/MM/DD”“YYYY/MM/DD HH:mm”“※特別値” | “2011/09/01”“2011/09/01 12:00”“今月”“THIS MONTH” |
昨日 | 前四半期 | 過去N日間 |
今日 | 当四半期 | 翌N日間 |
明日 | 翌四半期 | 過去N四半期 |
先週 | 前会計四半期 | 翌N四半期 |
今週 | 当会計四半期 | 過去N年間 |
来週 | 翌会計四半期 | 翌N年間 |
先月 | 前会計年度 | 過去N会計四半期 |
今月 | 当会計年度 | 翌N会計四半期 |
来月 | 翌会計年度 | 過去N会計年度 |
昨年 | 翌N会計年度 | |
今年 | (N…任意の整数をいれます) | |
来年 |
値に利用出来る区切り記号について
autobahn for AppExchangeでは、「,」「;」の2種類の区切り記号が使用出来ます。
・「;」 ・・・ AND区切りになります。選択リスト(複数選択)でしか使用出来ませんので、注意してください。
例)選択リスト(複数選択)型にて「携帯会員;PC会員」の値を入れると、
「携帯会員」と「PC会員」を選択しているレコードが抽出されます。
・「,」 ・・・ OR区切りになります。
例)選択リスト型にて「東京都,大阪府」の値を入れると、「東京都」または「大阪府」のレコードが抽出されます。
AND条件とOR条件の抽出範囲の違い
※OR条件を使用しての抽出は、配信対象が想定外で抽出されるミスが起こりやすくなります。
テストメールの配信対象件数とレポートの抽出件数を突き合わせて確認することをお勧めいたします。
キャンペーンオブジェクトへの配信について
オブジェクトはキャンペーンメンバーを選択します。
キャンペーンを選択するとメールアドレスを選択できません。
リードや取引先責任者はキャンペーンIDと連携していません。
条件による絞り込みでは、キャンペーンIDは一つしか選択できません。
複数のキャンペーンオブジェクトの選択をする場合は、複数の抽出条件が必要です。
重複除外オプション
対象のオブジェクトにメールアドレスが重複して存在する場合、重複を除外する設定を組み込むことができる[メールアドレス重複除外設定]オプションが利用できます。
チェックを入れるだけで、重複除外できます。
重複を除外する際に、古いレコードと新しいレコードどちらを生かすか設定できます。
オブジェクトの中の日付項目の値によって昇順・降順で指定します。
抽出条件の注意事項
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抽出条件が適応されるタイミングは配信時のデータとなります。
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抽出条件の条件部分に、条件を入れすぎた場合、セールスフォースと当社アプリ間の接続時、クエリーエラーが発生することがあります。ご注意ください。
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リードオブジェクトを利用するときは「取引開始済み」項目の条件を設定してください。リードオブジェクトだけの方を対象にする場合は、該当項目の条件にfalseを入れます。リードオブジェクトのレコードは、取引先責任者に昇格したレコードもそのままリードオブジェクトに残ります。
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「メール配信除外フラグ」は当アプリのオプトアウトとは関係ございません。オプトアウト画面の設定、およびセールスフォース項目の設定、値の更新などは改めて設定をおこなってください。
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ログインしている方が参照できないレコードは抽出条件時の件数としては表示されませんが、メールを配信するときには配信対象となります。