仕様変更
- メール配信設定の配信結果で表示される「ステータス」の下記ステータスの名称が変更になりました。
- 変更は表示用の「ステータス」(TRC_ABAE__ScheduleStatus__c)項目のみであり、実際のステータスを管理する「Status」(TRC_ABAE__Status__c)には変更ありません。
- 配信・活動履歴・配信結果の反映を実行中の状態:『配信中』→『配信処理中』
- 配信・活動履歴・配信結果の反映が完了した状態:『配信済』→『配信処理完了』
- メール配信設定Ver2オブジェクトに項目が追加されました。
- 新バージョンインストール時に『すべてのユーザのインストール』を選ぶか、追加項目への利用権限を利用ユーザへ追加ください。
- 設定>オブジェクトマネージャ>メール配信設定 Ver2>項目とリレーション を開き、
下記項目の[項目レベルセキュリティの設定]で「参照可能」を有効にしていただけますでしょうか。- Add history progress setting(TRC_ABAE__AddHistoryProgressSetting__c)
- 活動履歴の書き戻しの進捗率(TRC_ABAE__HistoryProgress__c)
- 設定>オブジェクトマネージャ>メール配信設定 Ver2>項目とリレーション を開き、
- 新バージョンインストール時に『すべてのユーザのインストール』を選ぶか、追加項目への利用権限を利用ユーザへ追加ください。
追加機能
- [活動履歴の書き戻しの進捗率]の表示機能が追加されました。
- メール配信設定時に「活動履歴の書き戻しの進捗率を追加」の項目が追加されます。チェックを入れて配信したものについて、配信履歴の活動履歴の書き戻し処理の進捗率を表示できるようになります。
- 「活動履歴の書き戻しの進捗率を追加」にチェックを入れると「活動履歴の書き戻しの進捗率を書き戻す回数」入力欄が表示されます。
- 「活動履歴の書き戻しの進捗率を書き戻す回数」の初期値は10です。この数字は、配信の進捗を10分割して表示することを示しています。
- 例えば、10と指定すると、100万件の書き戻しをする際に、10万件ごとに10%進捗します。
- 10と指定することで、進捗書き戻し処理に合計10回のAPIコール数を消費します。
- 「活動履歴の書き戻しの進捗率を書き戻す回数」の初期値は10です。この数字は、配信の進捗を10分割して表示することを示しています。
- 「活動履歴の書き戻しの進捗率を追加」にチェックを入れると「活動履歴の書き戻しの進捗率を書き戻す回数」入力欄が表示されます。
- この機能は、次のようなメリットを目的として追加されました。
- 大規模な配信を実施し、活動履歴に配信履歴を書き戻しする場合、配信を行っているステータス中に活動履歴の登録が含まれます。この処理が大量件数の配信の場合に長時間化するため、処理の進捗を確認できるようにする目的。
- 進捗表示イメージ
- メール配信設定時に「活動履歴の書き戻しの進捗率を追加」の項目が追加されます。チェックを入れて配信したものについて、配信履歴の活動履歴の書き戻し処理の進捗率を表示できるようになります。
追加機能利用のための必要作業
メール配信設定 Ver2
ページレイアウト
Schedule Sending Layout
- [設定] の [オブジェクトマネージャー] を押下します。
- [オブジェクトマネージャー] のクイック検索に [メール配信設定 Ver2] と入力し、 [メール配信設定 Ver2] を選択します。
- [ページレイアウト] をクリックして [Schedule Sending Layout] を選択します。
- [Visualforce ページ] のコンテンツから [ScheduleHistoryProgress] をドラッグアンドドロップで Add History の下に追加します。
- 任意)[ScheduleHistoryProgress] のプロパティから下記を設定し、保存します。
- 高さ (ピクセル単位):50px
- 高さ (ピクセル単位):50px
- 任意)[ScheduleHistoryProgress] のプロパティから下記を設定し、保存します。
- [保存] を押下し、ページレイアウトの設定を保存します。
ヘルプテキスト
-
[設定] の [オブジェクトマネージャー] を押下します。
-
[オブジェクトマネージャー] のクイック検索に [メール配信設定 Ver2] と入力し、 [メール配信設定 Ver2] を選択します。
-
[項目とリレーション] をクリックして [ステータス] を選択します。
-
[項目とリレーション] をクリックして [ヘルプテキスト] に以下を記載します。
下記のとおりステータス表記を変更しましたが、処理内容に変更はありません。 ・配信中 → 配信処理中 ・配信済 → 配信処理完了
-
[保存] を押下し、カスタム項目の設定を保存します。
ステップ配信履歴
ページレイアウト
RoutineHistory Sending Layout
- [設定] の [オブジェクトマネージャー] を押下します。
- [オブジェクトマネージャー] のクイック検索に [ステップ配信履歴] と入力し、 [ステップ配信履歴] を選択します。
- [ページレイアウト] をクリックして [RoutineHistory Sending Layout] を選択します。
- [Visualforce ページ] のコンテンツから [RoutineHistoryProgress] をドラッグアンドドロップで Delivery Status の下に追加します。
- 任意)[RoutineHistoryProgress] のプロパティから下記を設定し、保存します。
- 高さ (ピクセル単位):50px
- 任意)[RoutineHistoryProgress] のプロパティから下記を設定し、保存します。
- [保存] を押下し、ページレイアウトの設定を保存します。
ヘルプテキスト
-
[設定] の [オブジェクトマネージャー] を押下します。
-
[オブジェクトマネージャー] のクイック検索に [ステップ配信履歴] と入力し、 [ステップ配信履歴] を選択します。
-
[項目とリレーション] をクリックして [ステータス] を選択します。
-
[項目とリレーション] をクリックして [ヘルプテキスト] に以下を記載します。
下記のとおりステータス表記を変更しましたが、処理内容に変更はありません。 ・配信中 → 配信処理中 ・配信済 → 配信処理完了
-
[保存] を押下し、カスタム項目の設定を保存します。
追加された項目への権限設定
※本記事は2025年5月7日に追記いたしました
メール配信設定Ver2
- 今回の「仕様変更」にともない、メール配信設定Ver2オブジェクトに項目が追加されました。
- 2.25インストール時に『すべてのユーザのインストール』を選ぶか、追加項目への利用権限を利用ユーザへ追加ください。
- 設定>オブジェクトマネージャ>メール配信設定 Ver2>項目とリレーション を開き、
下記項目の[項目レベルセキュリティの設定]で「参照可能」を有効にしてください。- Add history progress setting(TRC_ABAE__AddHistoryProgressSetting__c)
- 活動履歴の書き戻しの進捗率(TRC_ABAE__HistoryProgress__c)
- 設定>オブジェクトマネージャ>メール配信設定 Ver2>項目とリレーション を開き、
- 2.25インストール時に『すべてのユーザのインストール』を選ぶか、追加項目への利用権限を利用ユーザへ追加ください。